こんにちは。児童デイサービスtokotokoです。
今回は子供たちとの関係性について書こうと思います。
関係とはなんぞや?
ここでは「人間関係」と定義し書いていきます。
個人と個人との心理面・感情面での関係を言います。子供と難しい課題や今までできなかったことを出来るようにするためには、関係性が重要です。
我々tokotokoスタッフとお子さんの関係性は友達でも学校の先生でももちろん親子でもありません。
しかし、ものを教えるということで主導権はこちらにあります。何か課題があり、それを出来るようになってほしい!となったときここからここまでがんばろうねと決め、やり抜くことが大事です。
例えば、運動が苦手な子に大縄跳びを出来るようになろう!という目標ができた時に「はじめまして」の状態ではいきなり取り組むことは難しいです。
もちろん大縄跳びを教える際の手順はありますが、その前に関係性を作ることから始めます。
関係性はただ一緒に過ごすだけではできません。
当たり前のことでも「出来た」ということを共有し、大人がそれを認める。それを積み重ねてはじめて関係性というものが出来てくるものだと思います。関係性は地道に築いていくことが大事ですね。
子供たちの中でこの人はやると言ったことはやる、という認識と嘘や誤魔化しをしないという信頼関係こそが難しい課題や出来ない課題を一緒に出来るようになる関係です。
この人とはこの課題できるのに他の人とは出来なかった!が発生してしまうのもこれが原因ですね。
子供たちは厳しくすれば応じるという単純な人たちではありません。それではただの脅しや独裁的になってしまいます。
先程、主導権はこちらにあると書きましたが子供と我々は人対人としては対等です。お互いに認め合う、それが一緒に達成していくことに繋がります。
「順番は守る」「ご飯を食べる時は器を持つ」など子供からしてみればうるさく感じることを言うこともあります。
しかし、うるさく感じることを言っても、荒い厳しい口調でなくても応じてくれます。
やる時はやり、楽しむことは楽しむ。選んで良いことは自分で考えてもらう。
それこそがtokotokoで大切に育てているものです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
次回は11月です。